インタビュー

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泌尿器科の疾患でお悩みのみなさま、少しだけ、勇気を出してお越し下さい。心身ともにサポートいたします。

産婦人科の医師だった母の影響で医師の道を選択。外科系で全身が診られる泌尿器科の医師として、女性の尿漏れや男性のAGAなどの繊細なお悩みでも丁寧に診療いたします。まずは、話好きな私とフランクにお話ししましょう。

医師になったきっかけを教えて下さい。

私はもともと車やバイクが好きで、休日には、部品を仕入れてきて直したバイクに乗るのを楽しみにしています。そういったこともあり、工学部に進んで何かをつくる職業につくという選択肢もあったのですが、産婦人科の医師をしていた母の姿を見て育ちましたので、結局はその影響の方が強いですね。

当時は病院が少なかったので、母は昼夜を問わず働いていましたが、困っている方のために尽くす生き方を見て、仕事というのは、何か人のためにおこなうものだと自ずと考えるようになりました。地域の方々の健康に関わっていけるのが喜びであり、生きがいですね。

泌尿器科のどのようなところに惹かれたのですか?

大学でいろいろと学んでいるときには、母と同じ産婦人科の道も考えたのですが、泌尿器科は狭い領域でありながら、全身が診られることに魅力を感じました。外科系なので、手術もできますし、奥が深い科目です。

AGAやEDも前立腺がんと同様に男性ホルモンと深く関わりのある病気ですので、たとえばAGAやEDのお悩みで来院された患者さまに対しても、前立腺がんなどの見落としなどがないように気をつけています。また、特にEDの薬に関しては、心臓の疾患や肝機能、腎機能障害などがないかどうかまで検討してから処方するようにしています。

患者さまのお悩みに対して、具体的にはどのような治療や心がけをしていますか?

まず、症状をちょっと聞いただけで病気を決めつけるのではなく、さまざまな可能性を視野に入れながら診察いたします。そのために、患者さまのお話は丁寧にうかがい、治療のご説明にも時間をとっています。

膀胱炎などは説明に時間をかけるという以前に、辛い症状があって来られていますので、まずは患者さまの負担を早く軽くしてあげたいですね。できる限り、当日のうちに楽になっていただけるような治療を心がけています。泌尿器科の疾患はデリケートなものなので、進行するまで我慢した挙げ句に来院される方もいらっしゃいますが、精神的な負担の軽減も含めてフォローいたします。

特に力を入れていることを教えて下さい。

新しいことを導入しようというよりは、これまでおこなってきたことをしっかりと継続していけるよう心がけています。他方で、日々、さまざまな新薬が開発されているので、情報をいち早く手に入れ、より早く患者さまの治療に役立てられるよう、今後も勉強を続けていきたいと思います。

また、振動や風によって体のこりをほぐし、精神をリラックスさせる機械を導入しています。整形外科のリハビリにも使用されるもので、保険適用にもなっています。待ち時間などに利用していただき、患者さまがリラックスして受診していただける環境づくりに努めています。

最後に、患者さまへのメッセージをお願いいたします。

ホームページを見ていただき、ありがとうございます。泌尿器科の疾患でお悩みの方は、「こんな症状で受診していいのか」、「医師であれ、人には相談しにくい」など、さまざまな不安を抱えておられることと思います。このホームページを見て、当てはまる症状がある方は、ひとりで抱え込まずに、少しだけ勇気を出してお話しいただけませんか?

来院される方が抱えている症状は似たようなものですので、恥ずかしがることはありません。受付スタッフ含めて、患者さまのデリケートなお悩みを打ち明けやすい雰囲気を保持してお待ちしております。小さなことでも、気になることがありましたら、男性の方も女性の方も、どうぞお気兼ねなくお越し下さい。