秋・冬にトイレが近くなるのはなぜ?「寒さと頻尿」の原因と今すぐできる対策
こんにちは。医療法人岡本クリニックです。
10月に入り、朝晩を中心にぐっと冷え込む日が増えてきましたね。季節の変わり目、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この時期になると、患者様から「最近、急にトイレが近くなった」「夜中に何度も目が覚めてトイレに行きたくなる」といったご相談をいただくことが増えます。実は、寒さと尿のトラブルには深い関係があります。
今回は、寒さでトイレが近くなる原因と日常生活でできる簡単な対策、そして当院のサポート体制についてご紹介します。
なぜ寒くなるとトイレが近くなるの?
寒くなると尿意を感じやすくなるのには、主に3つの理由があります。
血管の収縮と尿量の増加
寒さで体が冷えると血管が縮み、血液が体の中心部に集まります。すると、体が「水分が余っている」と判断し、尿として排出しようとするため、尿の量自体が増えやすくなります。
汗をかかなくなる
夏場は汗として体の外に出ていた水分が、秋・冬はほとんど汗にならないため、その分が尿として排泄されます。
膀胱の筋肉の収縮
寒さは自律神経を刺激し、膀胱の筋肉をきゅっと緊張(収縮)させます。そのため、いつもより少ない尿の量でも「尿が溜まった」と脳が感じてしまい、急な尿意(尿意切迫感)に襲われやすくなります。
このように、急に尿意をもよおしたり、何度もトイレに行きたくなったりする状態は「過活動膀胱(かかつどうぼうこう)」の可能性もあります。
今日からできる!冷えと頻尿のセルフケア
寒さによる頻尿を和らげるためには、体を内側と外側の両方から温めることが大切です。
下半身(特に「お腹」と「腰」)を温める
膀胱の近くを温めるのが効果的です。腹巻やカイロを活用したり、ひざ掛けを使ったりして、下半身を冷えから守りましょう。
湯船にゆっくり浸かる
シャワーだけで済ませず、湯船に浸かって体を芯から温めることで、自律神経の緊張がほぐれ、膀胱の過度な収縮を抑えることができます。
温かい飲み物を選ぶ
冷たい飲み物は体を内側から冷やしてしまいます。ただし、コーヒーや緑茶など「カフェイン」が含まれる飲み物は利尿作用があるため、ノンカフェインの麦茶や白湯、ほうじ茶などがおすすめです。
【女性の患者様も、どうぞ安心してお越しください】
トイレが近くなるのは「寒さのせいだから仕方がない」と我慢してしまいがちですが、外出が億劫になったり、夜の睡眠の質が落ちてしまったりと、日常生活のプチストレスにつながることも少なくありません。適切な治療や内服薬で、症状がすっきり改善することもたくさんあります。
特に女性の方は「恥ずかしくてなかなか病院に行けない」とお一人で悩まれているケースも多く見られます。
当院には、数少ない女性泌尿器科専門医である岡本華奈医師が在籍しており、女性の皆様のお悩みに寄り添い、丁寧にご相談に応じています。また、どなたでもリラックスして受診していただけるよう、プライバシーに十分配慮した診療を行っています。
「もしかして過活動膀胱かな?」と気になる方や、対策をしても症状がよくならない場合は、どうぞ我慢なさらず、お気軽に当院までご相談くださいね。
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