実はあの偉人も悩んでいた?前立腺のお話と「50歳からの男の通信簿」
こんにちは。医療法人岡本クリニックです。
前回の初回ご挨拶コラム、お読みいただきありがとうございました。
さて、今回からは具体的なお身体のトピックに切り込んでいきます。
記念すべき第2回の主役は、男性の定番でありながら、意外と正体を知られていない臓器「前立腺(ぜんりつせん)」です。
👑 実はあの偉人たちも悩んでいた?
男性特有の病気である「前立腺肥大症」や「前立腺がん」ですが、実は歴史を振り返ると、教科書に載るような多くの偉人たちがこの病気に悩まされてきました。
たとえば、芸術の世界で数々の名作を残した北大路魯山人や、昭和の歌謡界を支えた国民的歌手の三波春夫さん。さらには海外に目を向けると、フランスの皇帝ナポレオンも、晩年は排尿のトラブル(前立腺の病気や尿路結石とも言われています)にひどく苦しんでいたという記録が残っています。
どれだけ偉大な権力を持った男性であっても、年齢とともに訪れる「前立腺の悩み」からは逃れられなかったのです。そう考えると、今「おしっこのキレが悪いな…」と悩んでいるあなたも、決して恥ずかしがる必要はありません。偉人たちと同じ、ごく自然な身体の変化なのです。
🧐 そもそも「前立腺」ってどこにあって、何をしているの?
前立腺は、男性にしかありません。
場所は「膀胱(ぼうこう)のすぐ真下」にあり、なんと「尿道(おしっこの通り道)」をぐるりとドーナツ状に囲むように位置しています。大きさは、若い頃はクルミの実(約20グラム)ほどです。
場所は「膀胱(ぼうこう)のすぐ真下」にあり、なんと「尿道(おしっこの通り道)」をぐるりとドーナツ状に囲むように位置しています。大きさは、若い頃はクルミの実(約20グラム)ほどです。
主な役割は「精液の一部(前立腺液)を作ること」で、子孫を残すためにとても重要な働きをしています。
しかし、この前立腺には困った特徴があります。それは「年齢とともに、なぜかどんどん大きくなっていく」ということ。諸説ありますが、実態は不明なのです。
50歳を過ぎる頃から肥大し始め、人によっては卵の大きさや、それ以上に育ってしまうこともあります。
50歳を過ぎる頃から肥大し始め、人によっては卵の大きさや、それ以上に育ってしまうこともあります。
尿道の周りにあるドーナツがどんどん内側に向かって大きくなったらどうなるでしょうか?
……そうです、おしっこの通り道がギューッと押しつぶされて狭くなってしまうのです。
……そうです、おしっこの通り道がギューッと押しつぶされて狭くなってしまうのです。
これが、
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- 「尿の勢いが弱くなる」
- 「キレが悪くて時間がかかる」
- 「夜中に何度もトイレに起きる」
といった症状を引き起こす「前立腺肥大症」の正体です。
⚠️ 「肥大症」と「がん」は別物!でも、検査は同時にできる
ここで重要なのが、よくある勘違いです。
「前立腺肥大症が進行すると、前立腺がんになるの?」と聞かれることがありますが、この2つは全くの別物です。肥大症にならなくても、がんができることはあります。
「前立腺肥大症が進行すると、前立腺がんになるの?」と聞かれることがありますが、この2つは全くの別物です。肥大症にならなくても、がんができることはあります。
特に前立腺がんは、初期にはほとんど自覚症状がありません。
だからこそ、50歳を過ぎたら症状の有無にかかわらず、一度チェックをしておくことが非常に大切です。
だからこそ、50歳を過ぎたら症状の有無にかかわらず、一度チェックをしておくことが非常に大切です。
「でも、どんな検査をされるのか不安…」という方もご安心ください。
前立腺がんのリスクは、なんと「採血(血を採るだけ)」で簡単に調べることができます。これは「PSA検査」と呼ばれるもので、言わば【50歳からの男の通信簿】のようなものです。
前立腺がんのリスクは、なんと「採血(血を採るだけ)」で簡単に調べることができます。これは「PSA検査」と呼ばれるもので、言わば【50歳からの男の通信簿】のようなものです。
当院でも、このPSA検査を超音波検査と組み合わせて行っています。
🍀 まずはお気軽にご相談ください
尿のトラブルは「歳のせいだから」と諦めてしまいがちですが、お薬や適切な治療で驚くほどスムーズになり、毎日の生活が快適になるケースがほとんどです。
ナポレオンの時代にはなかった優れたお薬や検査が、現代の医学にはたくさんあります。
「最近、トイレがすっきりしないな」と感じたら、ぜひお気軽に岡本クリニックの門を叩いてみてくださいね。
「最近、トイレがすっきりしないな」と感じたら、ぜひお気軽に岡本クリニックの門を叩いてみてくださいね。
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